ナニコレ珍百景では、真っ黒な梅干しが登場です。
梅干しって赤いよね。なんで、黒なの?
それは、奈良の月ケ瀬で作られているらしい。秘密を探れ!
ナニコレ珍百景『真っ黒な梅干』って?奈良に一軒の黒梅
日本でここだけなんですって。奈良の月ケ瀬で1軒だけが作り続ける伝統の真っ黒な梅があります。
作り方は、梅を焚いて干した真っ黒な「烏梅(うばい)」。別名は黒梅です。
梅の燻製ってことですよね。
700年以上も前に、古来中国よりその製法が伝わりお薬やさまざまな助剤として使われてきたもです。
その後この黒梅は、染め物用に用いられてきたそうで、今では紅染には欠かせない材料だそうです。しかし、現在では化学的な染色方法が普及してしまい、今では奈良県月ケ瀬で1軒だけになってしまったそうです。
昔ながらの製法がなくなっていくのは、寂しいですよね。
烏梅作りは7月上旬から中旬の限られた季節だけです。見た目は、真っ黒の炭のようです。梅干しといっても、塩はつかっていません。
この染め物は、とってもいいピンク色。
梅は真っ黒だけれども、染めるときれいなピンクの色がつきます。口紅の紅にも使われていますよ。
2月末~3月頃に月ヶ瀬梅渓梅まつりが開催されているので、そちらで染め物は購入できるようです。そして、梅干しも購入できますよ。
↓↓↓奈良・月ヶ瀬産の烏梅こちらからも購入できます↓↓↓
ナニコレ珍百景『真っ黒な梅干』まとめ
梅干しって聞いただけで、口の中が酸っぱくなりますよね。
この黒梅は、烏梅茶、酸梅湯、薬膳茶としてもご利用できるそうです。直接食べない梅干しって、ナニコレですよね。